大島石は尖ってみえて、実は”まあるい”石です

いい供養いつまでも。

東広島のお墓やさん

わぴこのブログです(^ ^)

今回は、暮石としてよく使用される国産材

大島石” について、少しいつもとは違う目線でみてみたいと思います。

暮石のベンチマーク”大島石”

西日本では、墓地を散策してみると大体このような風景ですね。

お墓の定番といえば、こういったグレーの石をイメージされると思います。

お墓に使用される石は時代とともに少しずつ変遷してきましたが、その中でも圧倒的に流通量が多く、たくさんの暮石として使用されてきたのはまちがいなくこの大島石です。

その背景としては、

・高度経済成長

・採掘技術の進歩(重機の導入)

・安定供給

・輸送の容易な立地

などがありましたが、それに加えて大島石自体がもつ石の品質と、ご供養に相応しい佇まいが支持されてきたことは言うまでもありません(*≧∀≦*)

これを車でたとえるなら、

フォルクスワーゲン ゴルフ

が該当するかな?と僕は思います

クルマとしての黄金比をもち、トータルバランスに優れていて、今でもお手本とされるクルマです。

長い歴史の中でその信頼を積み重ねてきたブランド、まさにベンチマークですね。

ベーシック、アドバンス、ウィークポイント

この”ベンチマーク”たるには、

突出した個性”アドバンス”がある以前に、まず基本的な性能”ベーシック”がしっかりとあり、そして欠点”ウィークポイント”がないか、それがうまくカバーされていないといけません。

フォルクスワーゲンゴルフは、その基本性能とウィークポイントのなさがありますね。

そして、アドバンス性を求める方のために、

GTIやRなどの特殊なグレードを準備していることも付け加えておきましょう。抜かりない!^_^

話は戻って、、、

さて大島石のおはなしに戻りますが、

大島石って見た目はシャープです。

無骨で尖った感じですね。

磨きが綺麗に映えるので、高級感もあります。

しかし!

暮石の石材に選択肢があまりなかった時代ならいざ知らず、現在は世界中からありとあらゆる石材が手に入ります。

そうすると、

よりシャープな石

より無骨な石

より高級な石

というものは別に選ぶこともできるようになってきたわけです(๑╹ω╹๑ )

たとえば、

わぴこよ、わしはともかくカッチカチの、かったーい石がええんじゃ!」とのたまわれれば、大島石よりもカチカチの石はありますし、

わぴこさんあなた、ともかくいちばん高級な暮石をくださること?」と仰られれば、大島石より値段の高い石はあるわけです。

ただそういった石が、

大島石ほどのトータルバランスを備えているか

というと、そうでなかったりするんですね。

むしろ僕は、大島石ほどトータルバランスに優れた石を知りません。

大島石のその性質をレーダーチャートで描いてみると、

大袈裟にいえばこんな感じとか

こんな感じではなくて

こういった、バランスのいい

まあるい

図になることでしょう。

お客様が暮石に迷ったら大島石をおすすめしますが、その理由はここにあるわけでして、やれ吸水率がとかやれ硬度がとかではないのであります(=^x^=)

最後に、大島石はこの日本国土の一部であることを密かにヌルリと付け加えさせていただきます。

大切な魂が宿り眠るための石ですから、

日本の石はとってもおすすめなのです。

大島石紹介動画

↓↓↓↓

日本国土に眠る

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