お写経のすすめ

いい供養いつまでも。

(有)やまにし いい供養研究所です(^^)/

今回は、写経(しゃきょう)についてお話します。

お写経とは

読んで字のごとし、お経をしたためることを写経といいます(^_-)-☆

お寺などで写経の体験会やセミナーなどが開かれている場合もあり、

もしかしたら実際に写経を体験されたこともある方もいるかもですね。

 

お写経でよく使われるのは、”般若心経”ですが、

宗旨宗派によってはほかのお経が使用されている場合もあります。

お経をしたためることはそれ自体が非日常であり、極めて集中力のいる作業でもあるので、その体験を通して仏心の尊さを感じたり、心の棚卸をして気持ちをリフレッシュするような効果もあるそうです。

現世利益ももちろんですが、、、、

ご自身の心身や祈願のためのお写経ももちろん良いのですが、

”いい供養研究所”ではやはり、 ”ご供養”の側面について触れてみたいと思います。

このお写経には、 「為書き」という様式があります。

それは、心を込めて書いたお写経の末尾に、「為○○○○」 

※〇〇〇〇は、ご供養したい方の名前

をしたためることにより、その方のご供養に寄与することができるという効力です。かの弘法大師空海も、我が母のためにこのお写経を行ったとされています。

真身舎利と法身舎利

だんだん小難しいワードが出てきましたよ(笑)

これは、 しんじんしゃり・ほっしんしゃり と読みます。

もともと仏舎利とは、お釈迦様の骨や遺髪などの遺物であり、説明不要のスーパーウルトラ価値のあるアイテムです。その仏舎利を納めて礼拝対象とするために、世界各地へ仏舎利塔(ストゥーパ)が建てられました。これが現在のお墓であったり、お塔婆の原型になっているわけですね。

さてこれらを真身舎利というのに対し、お写経などの経典を法身舎利といい、同じように尊い仏舎利とみなして扱うことができるということらしいのです。

ご遺骨に対するのと同じ功徳を

ここ日本では、火葬されたご遺骨はその方のパーソナリティを残す最後の体の一部ということになります。

よって大変に丁寧にかつ大切に取り扱われますことと、私たち生きている者にとって、ご遺骨はまさにその故人そのものであるという風習がありますね。

現代の日本ではめったにないことですが、不幸にも遺骨も還らない状態でお亡くなりになった方に対しても、このお写経はたいへん有効な救いになりそうです。

また、きちんとご遺骨が埋葬され管理されている場合でも、必ずしもご供養してあげたい誰かの遺骨が、あなたの管理下にあるとはいいきれません。

そんなときにもこのお写経は有効なのだそうです。

みんな誰かからの縁を繋いで生きている

どなたにも必ず父と母がいて、その父と母にはまた父と母がいます。

そうしてずっと繋がってきた血筋は、注がれた愛情や受け取った愛情とは別問題で、避けようのないものでもあります。(現在の税制において相続がどのように行われるかも、同じ意味で避けようのないものです。)

その過去を、どのように意味づけするか。そこに一個の人物の”生”を決定づける鍵があると聞きます。たしかアドラー心理学でもそのように言っていたような?

 

お写経とは話が遠くなったように感じるかもしれませんんが、

すでに亡くなったその人、大切な家族において、その存在を認めご供養してあげられるのはもしかするとあなたの功徳なのかもしれません。

それは、その方を救い、繋がってきた家を救い、ひいてはその先にいるあなたのご家族の未来へ寄与する徳があるということだと( ^)o(^ )

何も確たる証拠などないお話ではありますが、ご先祖様に助けられるならこんなに嬉しいことはないですし、そういったご加護でよいご縁が運ばれてきたりとか、そう信じられることがありますよね(^^)/

お写経とは、さまざまな状況において利用できる、とても便利でもあるツールです。それ自体がありがたいものでもあり、また救い救われることもできるという!

その真髄はぼくも完ぺきにわかってなどいませんが、その用法については、ご相談やお力になれることもあるかと思います。

誰かのためのお写経、気になる方は是非お問い合わせください(^^♪

(有)やまにし いい供養研究所

https://ymns.co.jp/