いい供養いつまでも、㈲やまにしいい供養研究所です(#^^#)

本日は、愛するペットと入れる墓所のおはなしです。

ペットも家族だから

いまやペットは”愛玩”としての意味合いを超え、まさに家族同然、お子様同然として私たちと生活を共にしております。

弊社でも逢の杜ペット霊園を運営しておりますが、

そのひとつひとつのご家族の物語には毎度私たち自身が胸を撃たれ、

学ばせていただいております。

そんなペットと一緒にお墓に入りたいというご要望が多くなってきたのは、

こういった時代性も反映しているものと思います。

ペットと一緒に埋葬していいの？

お気持ち的にはまさに家族ですから、ペットと一緒に入っても抵抗のない方も多くなってきておりますし、私自身も一緒に入るのが嫌かと問われれば全くそんなことはありません。

　ただし、古くからの習慣においてそれを良しとしない考え方があるのも事実ですし、宗教的にもある側面から見た場合にはそれは好ましくない、との目線が確かにあります。

　しかしここで強調したいのは、古くからの習慣において

「人間とペットは一緒に埋葬してはいけない」　という内容は、

「ペットの埋葬供養なんてするもんじゃない」ということではないのです。

　これは方法が違うだけで、ペットさんはペットさん独自の供養の作法がある、ということなのです。

　

　しかし”答え”や”正解”を求めたがる方にとっては、これは出口のない問題となります。　最終的にはご家族の判断と納得によって決めるよりほかないでしょう。

ペットと人間　埋葬の法律的側面

人間の遺骨の埋葬においては”墓地埋葬法”という法律があり、

これに則って扱われるものとなります。

これはおそらく多くの方が考えるよりもずっとしっかりした制度で、

「亡くなったんだから骨はモノとして」　といった単純な扱いではなく、

その故人の人格や戸籍をしっかり証明できるように義務付けられております。

　

一方でペットの遺骨の場合は、そういった法律はなく各市町村での環境衛生課の取り扱い事項となります。

　しかしそんな扱いでは忍びないため、

”供養のために管理下に置くこと”　　を前提に、

公序良俗を逸脱しない範囲での埋葬供養が認められる傾向にある、という実情です。

実際にペットと入れるお墓を選ぶには

さて実際に、そういったお墓を選べないのかといいますとそんなことはありません。

近年はペットと一緒に眠れる墓地区画の提供も増えてきましたので、

そういった墓地において信頼のおける区画をお選びになるのがベターですね。

通常の墓地埋葬法が適用された墓地では、原則的には人間の遺骨以外は埋葬できないという縛りが多いので、　ペットと一緒に入れる墓地はこういった規約を変更した特別区画となります。

　

　いずれの方法をとるにせよ、愛するペットが安らかに眠れるように埋葬供養してあげたいものですね。　

㈲やまにし　いい供養研究所