失敗しない墓じまいレポート Vol.2

〇墓じまいをしても墓はなくならない

ここでいきなり元も子もないフレーズをぶっこみます。せっかく墓じまいをしても、墓はなくならないなんて!しかしこれは事実なのだから仕方がありません。
そもそも墓とはなんでしょうか? おそらくですが、墓じまいをお考えのほとんどの方にとっては、
墓 = 墓石

ということになっていると思います。しかし本来、墓石とは墓のひとつの形態にすぎず、

墓 = 遺骨を埋葬する装置
というのがおおむね現実なのです。(遺骨がない場合も存在しますが)

墓石を撤去してなくしてしまえば、確かに墓から解放されるように感じられますよね。しかし実際は、墓をどうするかということは、“遺骨”をどうするかということなのです。墓石を撤去したからといって、中の遺骨をどこかへほっぽり出して捨てるわけにはいきません。しかるべきところへ遺骨をお引越しをする、それが墓じまいの主たる意味合いなのです。

これを専門用語では改葬といいます。

さてその改葬先(遺骨の引っ越し先)として、現代においてよく利用されるのが“永代供養”というシステムになります。

続く!(‘ω’)ノ

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