たわいない、でも愛おしい時間
いい供養いつまでも。有限会社やまにしです。
昨今は、新しいお墓ばかりでなく既存のお墓をお住まい近くへお引越しされるようなご依頼をたくさん承ります。
そういったお客様の中で、
「近くにお墓を移動して便利になるのはいいけど、もうあの土地(お墓がもともとあった場所)へ行くことがなくなるなあ、、、 いつもお墓まいりのときは、近くに美味しい店があるからそこで家族で食べてたんだけどね」
と言われているのを聞いて、
胸にグッときました、、、、!
これですよ。お墓の素晴らしさとは。
ここにお墓の真髄を見た!笑笑
いや、このお客様も、お墓の移動に納得されていないわけではないんですよ。
それは家族の決断であり仕方のないことなのですが、それでも。
もとあったお墓を中心とした関わりの中で、自然と家族が集まり、共に時間を過ごすきっかけになっていたこと。そしてそれが思い出に変わり、同じかたちで体験することはできなくなることへの、寂しさですよね。
たわいもない時間。でも振り返ればとても愛おしい。そんな繋がりをもつための、
“旗”
のようなものだと思うのです。お墓ってね。
このご家族は、既存のお墓を大切にして、新たな場所で再設置しました。
これからも、新しい場所で家族のかけがえのない時間を重ねて行ってください。
この度はご依頼有難うございました。