いい供養研究

東広島のお墓屋さん、(有)やまにしの小田です(‘ω’)ノ

今回は、このブログの本懐なる”いい供養”研究について。

なんたって、うちの会社の車両は1194(イイクヨー)ですしね。
自分はこの職業に就き、いろんな家族のお墓の在り方に触れてきました。
また自分はもともとお墓の原石採掘元の出身でもありますから、
お墓のことはもう原材料から最後の納品まで、ほぼ見渡せる位置にいるとも言えます。

そんな自分から見ても、
ここ数年は”お墓”について語るのは憚られてきました。
なんでだろう?ずっと考えてきたけれど、
結局答えがないことがその答えなのかなとも感じるようになりました。

今はお墓については過渡期です。
いろんなお墓の在り方が混在していて、どれも正解で、どれも間違いではない。

でも、お墓を求めるお客様からは、

”答え”を求められるんです。
いや、全部が全部そういうわけではないけれど、
過去よりもそういうお客様が増えたと感じます。
しかしそういう方に限って、ひとつの案としての”答え”を提示しても、
受け入れられないか、より不安が募り、心は乾くばかりという印象を受けます。

お墓や故人の弔い方について、
強力な権威をもって”答え”を指し示してくれれば、それは一見楽かもしれません。
しかし、これだけは覚えていてください。

その答えを受け入れたとき、それはあなた自身の選択であるということを。
その選択の結果を受け取るのは、答えを提示した先生ではなく、
あなた自身しかいないのです。

だからこそ自分は、
これからの時代を生きるみなさまにとってのお墓には、
”こうあらなければならない”というセオリー ではなく
”こうあった方がすてきだな”というポジティブを選んでほしいと願っています。
いや、願うようになりました。

いったい何を言っているんだろうこの人は?とお感じになるかもしれません。苦笑
その意味するところを、これから少しづつ紐解いて、綴っていきたいと思います。

たぶん、多くの石屋さんがやらない話になると思います。
石屋の諸先輩からは憤慨されるような内容かも。。。。

でも自分は、この業界にいてお墓に対して最大限の愛情を込めてお話しするつもりです。

続くけんね(‘ω’)ノ!

いい供養いつまでも
(有)やまにし