炎のエレメント
いい供養いつまでも。有限会社やまにしです^ ^
混迷の時代。
あべこべで、統一されようとしているのか、分散しようとしているのか判別がつかない。
いやきっと、そのどちらも内包しているのだろうね。
「心に火を灯せ」
「燃えろ」
「ハートを燃やせ」
何かを求めるとき、たいがいこのような方向性に行き当たる。
確かに、人間も、生物も、本質的に”燃焼”することで生きている。そして錆び、剥がれ落ちて、循環する。
燃えることは、生きることそのものでもあるかと感じられる。
でもそんな中、心のどこかで、
“炎”以外の価値や生き方もあるんじゃないのかという観念が頭をもたげつつある。
燃えている人は強い。
燃えている人は輝いている。
燃えている人は充実している。
そんな存在を煽り、憧れられるように仕向けられた自己啓発情報の多いことといったら。
でも、それだけじゃないんじゃないのか?
風も。
水も。
地も。
空も。
存在すべきエレメントのはずだ。
もういちど、自分を見つけよう。
確かに炎はカッコいい。
でも、そうじゃないカッコよさもある。
それを認め、許してあげよう。
そのためにはまず、借りてきた情報ではなく、
自分自身を見つめる勇気を持つことだ。