国産はナンセンス?

広島のお墓屋さん、㈲やまにしの

いい供養研究所ブログです(#^^#)

今回は、墓石の国産と輸入材の違いについてのおはなし、はじまりはじまりーーー

とある会合にて、、、、

とある会合にて、初めてお会いする方と名刺交換をすることがありました。

その方はお寺の方です。

名刺をお渡しして、端的にぼくの立場を説明します。

国産の墓石材 大島石を採掘しています。 ご家族のお墓をお世話させていただいております。

・・・とこんな感じだったかな?

我々石材店対するファーストコンタクトの反応は何通りかに分かれるのですが、この方はおそらく既存の石材店様となんらかの関わりがあったものと想像されるパターンでした。(歴史あるお寺ならば当然のことです)

具体的には、ちょっと”国産の石”に対するアレルギーがあるのかな・・・?と想像される感じです。

開口一番、

「お墓は国産の石がいいって、ナンセンスだよね」

と。

地球はつながっている

小田にとってはいきなり存在を全否定されたようなものでしたが、それはグッと堪えて(笑)

そのままお話を伺ってみたところ、要約すると以下のようなロジックでした。

〇日本人だから日本の石がいいという説はナンセンス

〇なぜならば地球はつながっている。たどっていけば元は同じ

ということです。

・・・・・はい、おっしゃるとおりでございます。

・・・・いやいやちょっとお待ち!

正直言いたいことはたくさんありますし、それを論破できなくもないのですが、

大事なのはそこではありません。

問題は何を理由に初対面の小田の存在を全否定し、さらに国産のお墓を買ってくださっている一般の方までも否定しなければならなかったのか?ということですね。

なんでこんなお話をするかといいますと、

多くの方が国産の石か輸入の石かでお悩みになる理由も、そこにつながっていることがあるからです。

確かに値段は大きく違います※例外あり

誤解を招かないように先にお伝えしますが、小田は輸入材のお墓を何一つ否定していません。いい石、悪い石の尺度もいろいろありますし、ご家庭の考え方や用途にマッチしたものをお選びいただければ、そこに眠るご先祖様が浮かばれないなんてことはないでしょう。

小田はいちおう石のプロですし、他を否定して自分を上げるようなやり方も極めて嫌いですから。

ただし、国産材の多くと輸入材には、大きな値段の隔たりがあることは事実です。

はっきりいいますが、こういった反応のほとんどは、

産と輸入材の価格差を納得できていない

方々のものです。

ほんとうは国産の石が欲しいので、輸入材を買うことに対してどこか後ろめたさの念があるのか。あるいは・・・・逆に本気で輸入材を気に入っていたのに、誰かから”国産こそ正義”と押し付けられた過去がある可能性も。

本当の心の声に向き合う

ご予算が限られていることもあるでしょう。

ご親族の同意が得られにくかったりすることもあるでしょう。

国産の石に希望の色目がなかったりすることもあるでしょう。

単純に輸入材のストーリーに惹かれる方もあるでしょう。

それぞれの選択に、何一つ間違いなどありません。

でももしかしたら、そんな中であなたの心に何かひっかかっていることがあるとしたら。

国産の石への思いがあるのならば。

それはきっと理屈ではなく、あなた自身の心の奥底にあるパーソナリティ。

あなた自身の郷愁からくる心のゆらぎではないですか?

またその想いこそ、ご先祖様に届く供養の心でもあるのではないでしょうか。

 

どうしても気になる場合は、いつかできるときがきたらしてあげてもよいのです。それがたとえ自分の世代ではないとしても。

そういった”やり残したこと”があるとむしろ、

次世代の子供たちは強く優しく育つこともありますよね。

 

国産の石も、他の石も、ひとつの手段です。

大切な人を供養し、そして次世代へつながっていくための。

元をたどれば地球と言ってしまえば解決なのかもしれません。実際に輸入石によるお墓のほうが圧倒的多数で売れており、そこでたくさんの祖霊が眠っておられます。

しかし一部には、喜んで国産を選んで買っているお客様もおられます。

お互いにその選択を否定しなければならない理由にはなりません。

地球はひとつ。人類皆兄弟の論理は一見素敵ですが、それは多様性が認められて初めて言えることではないでしょうか。

それぞれのルーツ、それぞれの嗜好、それぞれの文化意識をナンセンスと否定しなければいけないものではないはずです。

 

本当の心の声に、向き合ってみませんか?

私たちは自分のルーツを愛して囚われて、幸せや哀しみを感じるものでもあると思うのです。

 

 

有限会社やまにし いい供養研究所